創業に関するお役立ち情報82
テーマ10『カラーマーケティングで売る』 ①カラーマーケティングとは?
好きな色はありますか?
洋服などのファッションを選ぶ時、何かモノを買う時、
どんな色を選びますか?
買う立場にある時(消費者)は、どんな色のものを買おうと、
それは自分次第。好きなものを買えばよいのです。
それが逆の立場になったとしたら?
自分が売る側になった時、どんな色のものを作るか、どの色が売れるのか、
これはとても頭を悩ませる問題です。
自分が好きなものを作ればいいというわけにはいきません。
売れなければ困ります。
売れない在庫を無駄にかかえるわけにはいきません。
売上を上げるために行う様々な販売活動に「色」を重点ポイントとして
販売戦略をたてていくことを【カラーマーケティング】といいます。
自分が消費者の立場である時には気付いていないかもしれない、
ごく自然に身のまわりにあるものが、実はこうしたカラーマーケティングに
基づいてしっかり戦略がたてられて店頭に並んでいる場合が少なくありません。
そもそもなぜ「色」を使うのか?
一つには、色には意味があるということ。
色の持つ意味やイメージを、色を見せることで伝えることができます。
もう一つには、色は人の心や体に影響を与えるということ。
使い方次第で効果を発揮します。
そして最後に、色があると美しいということ。
人は感情の動物です。
感情を動かすために(感動させる)、色をぜひ効果的に使いましょう。
自分の事業に【カラーマーケティング】の要素を絡めるとしたら、
どんなことができそうですか?
次回は「色で仕掛ける」です。