創業に関するお役立ち情報70
テーマ8『看板を作るなら』 ①
新しく事業を始めて、店舗やオフィスを構えるとしたら
「看板」が必要になりますね。
特に、店舗として一般の多くのお客様に入店していただくことを
目的とするのであれば、看板の役割は重要です。
通りすがりの人が、ある店の存在を知り、入店という行動を起こすまで、
心理的にどんな段階をたどるのでしょう。
A:Attention(注意を引かれる)
I:Interest(興味を持つ)
D:Desire(欲しくなる)
M:Memory(記憶に残る)
A:Action(行動を起こす)
この頭文字をとって「AIDMA(アイドマ)の法則」と呼ばれる、
消費者が商品を購入するまでの心理を表したプロセスのモデルがあります。
「商品を買う」段階にも当てはまることですが、
まずは「入店する」段階から考えましょう。
もちろん、お客様に商品(サービス)を買っていただくことが目的です。
そのために、まずは店の存在に気づいていただくこと、
そして店に入っていただくことが必要なのです。
こうした消費者心理を意識した設計や仕掛けを施したトータルな店作りが
人気店・繁盛店を作っていくのですね。
「看板を作る」ということも、そのための一つです。
どんな看板に注意を引かれるのか?
まずは、ここから考えていきましょう。
次回は「注意を引く看板」です。