創業に関するお役立ち情報66
テーマ7『会社案内を作ろう』 ①
起業した時に用意しておきたいビジネスツールのひとつに「会社案内」があります。
豪華なもの、凝ったものでなく、A4の紙一枚であっても、
事業内容と、どんな会社(人)なのかが分かるものであればよいでしょう。
以前に「名刺」と「ホームページ」についてお伝えしました。
名刺だけでは面積が小さく、詳しいことは書けませんし、
ホームページはその場ですぐに見れるというものでもないので、
それらに加えて会社案内を用意することをおすすめします。
ただ肝心なのは、会社案内を「作る」ことが目的にならないように注意することです。
・どんなシーンで使うのか(置いておくのか)
・どんな人が手に取るのか(見て欲しいのか)
・その後、どうなって欲しいのか
これらがはっきりしていれば、どんなカタチのものを、どんな内容で、
そしてどのくらいの数量で作ればよいのか、具体的に見えてくるはずです。
逆に言うと、ここで会社案内がなくてもよいと判断できれば、
作る必要はないということにもなります。
(人と会う機会があるのなら、あったほうがいいですが・・・)
もうひとつ肝心なことは、最初から完璧なものを作ろうとしないこと。
起業したばかりです。
多くの方と知り合い、話しが深まる中で、
アピールするポイントや、反応のよいキーワードなど、
自分が思っていたものとは違う視点から見えてくることが多々あります。
そうなると、より効果的な会社案内にリニューアルするのがよいですね。
最初から完璧なものを目指すのではなく、まずは作ってみる。
そして状況に応じて作り変えるつもりでいるほうが気が楽なのです。
「せっかく作ったのに・・・」とこだわるよりも前に進みましょう。
そのためにも数量もあまり大量につくるのは避けたほうが
気持ちも軽いし、コストも軽いです。
次回は「会社案内のカタチを決める」です。