創業に関するお役立ち情報64
テーマ6『色のいろいろ』 ③旅先で見る景色
この夏休みに旅行へ出かける方も少なくないでしょう。
自分が普段暮らしている土地を離れて遠くへ行くと、
目にする光景がいつもと違って見えるように感じます。不思議ですね。
でも、そこにはちゃんと理由があるのです。
例えば、南国で休暇を過ごし、
お土産に色鮮やかなアロハシャツを買ったとしましょう。
とてもきれいだし、気に入っていたのに、
さて、家に戻って見てみると、なんか派手で普段に着るにはちょっと・・・
と感じるかもしれません。
それもそのはず。
南国と、自分が普段暮らしているところでは、環境が違うのです。
それは色の見え方にも影響します。
太陽の光がさんさんとふり注いで空気もカラッとしている地域と、
じめじめと湿気が多く曇りがちな地域とでは、空気の状態が違います。
光(色)はその空気を通過して私たちの目に届くので、
影響を受けないわけはありませんね。
フィルターを通して見るようなものです。
その土地で美しく見えるからと言って、
別の土地でも美しく見えるとは限りません。
こうした気候による差は、海外だけのことではありません。
日本は南北に長く、起伏にとんだ地形により気候条件は様々です。
ここでも違いはあるのです。詳しいことはまたいずれ。
次回は「盲点を見る!」です。