創業に関するお役立ち情報57
テーマ4『セルフカラーマネジメント』 ④色が身体に与える影響
色が身体に影響を与える、と聞いても実感がわかないかもしれません。
私たちが目にしている色は、実は光の一部です。
様々な波長の光のほんの一部で、人の目に見える範囲のものを色と呼んでいます。
見えてない部分にはどんなものがあるでしょう。
例えば、紫外線。そして赤外線。
X線やレーダー、テレビ波やラジオ波もその一部です。
どれも目には見えませんが、確実に何かしらの力を持ったものですね。
紫外線といえば、女性にとってはお肌の大敵です。
赤外線を使ってものを温めたり、料理をすることもよく知られています。
目に見えていない光がこうして身体にも影響を与えるのであれば
目に見えている色も何かしらの影響を身体に与えていると考えても
不思議はないでしょう。
赤色光と青色光を使った生体反応テストから、
赤は、血圧を上げ、呼吸を早め、筋肉を緊張させ、まばたきの回数が増える、
という結果が出たとされています。
一方、青は、血圧を下げ、呼吸を落ち着かせ、筋肉の緊張をやわらげ、まばたきの
回数が減るという結果です。
そこから、赤は興奮させ、青は沈静させる生理的効果があると導かれました。
相手に与える印象とは別に、
洋服など身につけるものによって自分自身にも影響があるとしたら
効果はダブルです。
プレゼンなど勝負の日には、赤を身につけるというのは
相手に与える印象としても、自分自身への影響からしても
理にかなっているといえそうです。
真っ赤なスーツを外交の勝負服だと言っていた女性政治家もいましたね。
色の使い方をコントロールして、ぜひセルフマネージメントにも活かしましょう。