創業に関するお役立ち情報52
『ホームページを作ろう』 ③色による視線の誘導
あなたは様々なサイトを見る時、画面のどこから見ますか?
特別なことがなければ、上から下へ、左から右へ、
というのが自然な視線の流れでしょう。
名刺の③で、
「形」よりも「色」を先に認識する人が多いという話しをしました。
ホームページを作る際に、それを利用しましょう。
形で言うと、
混沌とした状態の中に、ある秩序をみつけると、人は安心します。
定まったものがない、捉えどころのない状態は、人を不安にさせるのです。
バラバラの形のものを、何かのまとまりのある形として見ようとします。
それによって安心感を得られるのです。
たとえば、空を見上げて様々な形の雲の中に、
動物の形に似たものをみつけたら嬉しいでしょう。
それと同じようなことですね。
色については、
人は「同じ色」を無意識に目でたどるという習性があります。
ということは、
見せたいポイント、見て欲しい流れに意図的に色を使って
視線が自然と色を追っていくようにすることも可能なのです。
どこを見たらいいのか分からない状態は、とても不安定なものです。
最初に見せたいポイントを明確にして、
次にどこを見たらいいのか、方向性を示すことによって、
意図した通りの動線をたどって見てもらうことができ、
見る人もストレスなく、ホームページを閲覧することができるのです。
次回は「ホームページの色によるユーザビリティ」です。