創業に関するお役立ち情報48
『名刺のデザインと色を考えよう』 ③名刺と色
「記憶の片隅に残る名刺を・・・」と前々回にお伝えしました。
人がものを認識する時、
「色」で認識するか、「形」で認識するか、
どちらかと言えば「色」を先に認識する人が多いとされています。
形や、そこに書かれている内容や素材感などに比べて、
色は比較的遠くからでも見た瞬間に認識することができ、
印象にも残りやすいのです。
なので、名刺の色も重要。
色で名刺を覚えていることも多いのです。
テーマカラーが決まっていれば、その色をメインに使いましょう。
そしてそのメインカラーをどのくらいの面積で使うのかも考えましょう。
バランスですね。
それから、名刺を作る上で考えておきたい「色」は他にもあります。
1つは「文字」の色。
黒を使うのが一般的ですが、100%の真っ黒にするか、少し落とした
グレーにするかで印象が変わります。
もう1つは「紙」の色。
紙のサンプル帳を見る機会があれば、ぜひ比べてみてください。
少し黄色っぽいもの、青白いものなど、紙の種類によって
白さの具合も違います。
質感の違い、手触り感の違いもぜひ確認してみてください。
ただ、紙の種類によってコストが大きく変わることもありますので
予算のことを考慮して紙は選びましょう。
次回は「いろいろな名刺」です。