創業に関するお役立ち情報44
『テーマカラーを決めよう』 ③色のイメージ
会社などのロゴの色としてよく使われるのは、
はっきりした色が多いようです。
大きく分けると、
赤やオレンジ色などの「暖色系」と、青などの「寒色系」、
それに白・黒・グレーが加わります。
別々の会社が同じような色を使っていても、
その背景や意味づけには、その会社それぞれの思いがあります。
例えば、赤。
ある会社にとっては、「太陽のような活力」をイメージする色であり、
またある会社にとっては、「豊かさ」をイメージする色。
例えば、青。
ある会社にとっては、「空をイメージして永遠を願う」色であり、
またある会社にとっては、「水を象徴して爽やかさをイメージする」色。
そこには、「正解」も「不正解」もありません。
その会社が、あなたが、どんな思いをその色に込めるか、それ次第です。
ただ、共感を得られる色であるかどうかは考慮する必要があります。
色に対するイメージは、
社会や文化が違えば異なることも多いもの。
グローバルな事業展開を考えているのであれば、
国によって、色にも嗜好やタブーがあることを
理解しておいたほうがよいでしょう。
次回は「テーマカラーの決め方」です。