創業に関するお役立ち情報106
テーマ14『効果的な広告』 ④紙面作りに役立つ配色の基本
広告の紙面づくりを考える上で注意したいポイントを7つあげましたが
ここで「色」の使い方も重要です。
1、読みやすい「色」
文字の色と背景の色の明るさ具合いの差が大きいほうが読みやすくなります。
分かりやすい例では、白い紙に黒い文字。
色がついている場合でも「濃い色」と「薄い色」と考えるとよいでしょう。
2、分かりやすい「色」
常識的な色、と言えばよいでしょうか。
例えば「あおぞら」という言葉を赤い文字で書くと違和感があります。
この場合は青い文字にするのが妥当、つまり常識的な色の使い方と言えます。
3、目立ちやすい「色」
鮮やかな色は目立ちます。
赤やオレンジや黄色など、暖色で派手な色は「進出色」と呼ばれ、
前に出ているように感じられるといわれています。
4、イメージを左右する「色」
優しい雰囲気を表したい場合は淡いトーンの色を、
モダンな雰囲気にしたい場合は色みをおさえてメリハリをきかせる。
など、それぞれの雰囲気にあった色やトーンを選びます。
5、グレード感をあらわす「色」
赤文字の「セール」を見ると血が騒ぐ・・・という人もいるかもしれません。
セール、つまり安くなるということですね。
高級感を出したい時と同じ使い方はできません。
6、美しい「色」
真っ赤な夕焼けや、真っ青な海を見て美しいと感動することはあっても
モノクロ写真ではなかなかそういきません(別の美しさです)。
色があることで美しさを引き立てていると、十分にいえるでしょう。
色の使い方を知っておくことは、広告を考える上でも役に立ちます。