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テーマ13『開業準備あれこれ』 ②所在地と電話を考える
新しく始める事業がどのような内容・形態であっても、
ハード面で整えなければならないことの多くは共通しているでしょう。
ここでハード面の例として挙げるのは「所在地」と「通信関係」です。
所在地というのはもちろんオフィスや店舗の住所です。
店舗を持つ場合は別として、女性が一人で起業するとしたら
所在地をどうするかは頭を悩ませることの一つでしょう。
自宅以外にオフィスとして別の場所を構えることができれば
それに越したことはないかもしれません。
けれどもオフィスを構えるということはそれだけの経費を
最初から、そしてどんな状況でも抱えていくということです。
オフィスがあることのメリットも当然ありますが、
たっぷりの開業資金があるとしても熟慮したいところです。
だからと言って自宅を仕事場にするという場合、
これもまた悩む問題です。
自宅の住所を見知らぬ人に公開することにもなるのですから
慎重に考えてもおかしくありません。
それ以外の方法として、
レンタルオフィスや、最近ではシェアオフィスという考え方も
一般的になってきているようです。これも選択肢です。
そして通信関係。これは所在地とも関係します。
携帯電話番号だけであればそれほど考えることもないかもしれませんが、
ビジネスとしては対外的な固定電話番合は欲しいところです。
ただ、一人で開業して外出も多いとなれば、
固定電話にかかってくる電話は携帯電話へ転送することが必要です。
そうなると、FAXも設置する場合には、
同じ番号で電話とFAXを切り替えることはできないため
電話とFAXは別番号で開設することになるでしょう。
通信については様々な事業者が様々なサービスを提供しているので
よく調べて自分の事業や普段の行動にあったものを選びましょう。
次回は「情報発信の準備を整える」です。